医者であれ、手技治療家であれ、治療の世界は何故か続くという現象がある。腰痛の患者さんなら腰痛の患者さん、肩痛の患者さんなら肩痛の患者さん、膝痛の患者さんなら膝痛の患者さんと魔訶不思議に続いて来院される。開院して始めのうちは、軽症の方が見えられるけど、ちと「すごいよ!」とか噂が広がると重症患者さんや難病患者さんが何とかして欲しいと来院される。そういう難しい患者さんが見えられると、もう行き止まりの路地に追い込まれたような感じで、手も足も出なくなる。それでも、何とかしてあげたくて根掘り葉掘りの問診とあ~でもねぇ、こ~でもねぇの触診とで、あっという間の1時間になり、次の患者さんがいないと何時間も「もう少しやらせて貰っていいですか?」の連続で、しまいには、もうだめだ!と心までやられてしまう。皆さんもこんな時期も必ずある。そんな時は朝まで酒を飲んで、悔しさを紛らわした。馬鹿だね(⌒∇⌒)
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